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2025年02月07日

第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

1月は呑み過ぎでしたわ。
全身の毛穴からラムとバーボンとジンとワインが滲み出てくる感じ。

今回のトリップは偶々行き付けのバーの周年イベントとタイミングが合い、参戦。
このバーの3人のバーテンダーがそれぞれ推しボトルを3本づつ選び、
計9本を特別価格で提供ってイベント。

当然、俺の好みじゃない子も含まれるけど、ソレはソレ、
高身長でガリガリな女性が趣味&アンチオッパイ星人な俺のワイフは
トランジスタグラマー(←昭和)ってのと同じで、
「とかくこの世はままならぬ」ものですから。

「ボトラン ソレラ 1893」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

ボトランのオールドボトル。
1893年からのソレラシステムを90年代にボトリングした1本。
てろ~っとしてて、グアテマラのソレラらしい濃さと甘味。
美味しい!!
40%


「ラム マサヤ」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

涅槃で待ってるわけではない。
マサヤはニカラグアの地名。マサヤ県の県都。
秘蔵ボトルを口開けしていただきました。

バーテンダーがこの「ボルケーノシリーズ」を3本持ってて、内の1本。
エチケットの山はマサヤ火山で、他の2本も火山モチーフ。
この子も猛烈に濃くて、ほのかに甘くて美味しい!!
40%

「あとの2本も開けられる?」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

って聞いたら
「それはご容赦ください。」と断られました。
オーセンティックバーなのでラムばかりポンポン口開けするわけにはいきません。
俺がどんどん呑んで空けたら他のボルケーノも開けてもらえるわけやね。


「マイヤーズ プランターズパンチ」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

現行オリジナルダークは割りものかお菓子用。
でもこのプランターズパンチは旧レシピで、
しかもこのクラスのオールドボトルだと十二分に「呑む用」。
混ぜ物感が全く無いアッサリした口当たりとカチっと硬めの甘さ。
現行オリジナルダークとは完全に別物。
760mlって容量も謎の数字です。
40%


「キングスバリー キューバンラム 1998」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

銀座の「ランプ」、京都の「ラム&ウィスキー」、博多の「ラミー」。
ラムバーの大御所3店がタッグ組んで引っ張ってきたボトル。
キューバンラム特有の軽さは無く、ズシンと重い。
そして68%ってハイプルーフを感じさせない魔法がかかってる1本。
20年熟成のカスクストレングスでボトリング出来たのは115本。
この手の子は個人所有とかせずにバーで多くの人が呑むべきよね。


「ウィスキーブルース ダイアモンド2003」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

ガイアナのダイアモンド蒸留所から台湾のボトラーズ「ザ・ウィスキーブルース」が
引っ張って来てスコットランドのボトラーズ「ウィスキージュリー」の蔵で
20年間冷涼熟成。
カスクストレングスの56%。

デメラララムのマッタリ感は無く、カスクストレングスのインパクトと
20年熟成らしからぬエッジが前面且つ全面に。


「ヴァリンチ&マレー オーストラリア12年」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

珍しいオージーラム。
系統はもちろんイングリッシュ。
カスクストレングスの55%

う~ん、美味しいけど、
「普通に出来の良いイングリッシュで55%のカスクストレングス」
の域を出ないなあ。
「おお!この子は〇〇〇〇!」ってsomething elseが無い。


「ヴェリエ ヴュー・サジュー」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

ハイチ産。
ボトラーズが関与してないオリジナルボトル。
この子もカスクストレングスで58%。
先のヴァリンチ&マレーと同じく、この子にも「特別な何か」を感じない。
美味しいんだけど。


「キングスバリー デメララ ポートエレンカスク」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

キングスバリー社がガイアナからデメラララムを引っ張って来て
アイラのポートエレン樽で冷涼熟成。
デメラララムの深いコクとアイラの棘がマッチして美味しい。
46%と低めなのもテイスティングを阻害しなくてマル。


「ブリストル デメララ ポートモーラント」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

ガイアナ、ポートモーラント蒸留所の樽を
ブリストルクラシックラム社が引っ張って来てジョージタウンで冷涼熟成。
ってそんなんばっかですな。
文句無く美味しいけど、ボトルデザイン含め「うぉ~!欲しい!!」系の
感動は無いなあ。
46%


「レジェンド オブ キューバン ラム」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

押しも押されもせぬキューバンラムの重鎮。
お高いのでめったに呑めず、コレで人生3ショット目かな。
「俺の目を見ろ何にも言うな」とか「背中で語る」なんてコピーが似合う。
超濃い口で激美味しい。
45%。


「カロニ1997 ミラノラムフェス19年」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

一見ポップでチープなエチケットだけど、
よく見りゃど~んと「カロニ」って書いてある。
ミラノの老舗バー「メトロ」がミラノラムフェス出品用にカロニ蒸留所から
引っ張って来てボトリング。
57%のハイプルーフを感じさせない熟成感。美味しい。

ところで、カロニ蒸留所が閉鎖されてずいぶん経つが、
カロニ樽、いつまで出てくるんや?
そろそろフェイクも出回ってそう、、、、。
一部では「ジェネリックカロニ」と揶揄されるボトルも、、、。


「コンパニーデザント カロニ トリニダード20年」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

最近マイブームのコンパニーデザント。
この子も60%を感じさせないスムースさ。
スムースだけどソコはカロニ。すごいコクも。
脳内ではシャーデーの「スムース オペレーター」が。

ところで、プランテーションも社名を欺瞞に満ちた名前に替えたし、
コンパニーデザントもその内「LOVE&PIECE」なんて
くだらねぇ社名にするのではと心配。


「サンチアゴ デ クーバ エクストラアネホ25年」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

アネホ、って1年未満熟成の若いお酒の呼び名だけど、
この子の場合は「歳」くらいの意味らしい。

普段成城石井で買ってるレギュラーのサンチャゴデクーバとは全く別物。
目から鱗のサンチャゴ騎士団。

フランス貴族のヅラみたいなキャップ、重厚で事実激重いボトル。
注ぎながらバーテンダーが「コレで人殺せそうですよ。」と。
赤川次郎辺りが「ラムバー殺人事件」とか書かないかな。

因みに俺は子供の頃、刑事ものドラマでよく使われる「被害者はどんきの様なモノで、」の
「どんき」って花瓶の別名だと思ってた。
いつも「ホステスの明美」が「花瓶」で
「ナイトガウンと葉巻とブランデーのおやぢ」を後ろからどやしてたから。
「鈍器」と知ったのは高校生くらい。


「ラムラム リベレーション2015」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

122話で他のお店で同シリーズの2017年(エチケットには鷹のイラスト)を頂き、
今回は2015年(カエル)。
 グラッパで有名なカッポビラ氏監修でビエール蒸留所が造ったスモールバッジ。
グラッパの志向なのかビエール特有の攻撃的な方向性が無く、
マッタリと美味しい。
リピートしたいけど、このショットで空いちゃった。
(そしてバーテンダーは「もう手に入らないでしょう」、と。)
45%


「アンテロープ アイランドラム」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

珍しいアメリカのラム。
かなり重たくて美味しい。
数年前の日本上陸時には大々的に宣伝打ったが鳴かず飛ばず。
ま、俺も「アメリカ産ラム」と聞けば「え~?」って敬遠しちゃうわ。
40%


「トロワリビエール ピエモンド」
「同 シブラン」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

トロワリビエール(3本の川)の名前の由来となった
オマーン川、ボア・ダン川、セント・ピエール川に挟まれた2つと両サイドの2つ、
計4つの畑エリアから採れたサトウキビでそれぞれ造ったアグリコール4本シリーズ。
の内の2本。
最も海側のピエモンドと最も内陸側のシブラン。
『チョロっと川を挟んだくらいでそんなに味が変わるわけないやん?』
と高を括っていたら、味音痴の俺でもはっきりわかる差異。
どちらがどう美味しいかはともかく、海側のピエモンドの方がよりライト&スムース。
ホントかなあ?何らかの欺瞞があるのでは?と疑いたくなるほどの差。

この子達もレアなオールドボトルで、
ピエモンドはジガーで、シブランはショットで俺が空けちゃった。
もう検証出来ない。
どちらも45%


「碧原」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

隣りで吞んでたオネーチャンが愛媛出身だってんでバーテンダーが出してきた
愛媛の「天神村蒸留所」製のブラン。
元日本酒の醸造所で、跡地に蒸留所を造ったんだと。
そして愛媛県産のサトウキビで清酒用酵母で醸して蒸留。
と、いろいろ異色のラム。

南方の離島で焼酎や泡盛メーカーが「とりあえず造ってみた」って
粗くてキツいラムがよくリリースされるけど、
この子はすごく穏やかで優しいインダストリアルラム。
エチケットデザインも楚々としてるでしょ?


「フォースクエア バルバドス スパイスドラム」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

初めて見る子で、カッコイイ四角柱のボトルデザインで、
「フォースクエア」って正面にドーンと書いてあって、一目惚れでオーダー。
が、、、名前の通りスパイスドラムだった。
しかも強烈なシナモン味。

シナモンフレーバーを前面に押し出したスパイスドラムは数あれど、
これほどコテコテのシナモン風味は、、、潔いけどニッチ過ぎか?
38%


「セイラージェリー」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

あ、またスパイスドラムだ、、。
でもこの子はスパイスドラムとカテゴライズされながらもすごく素直で出来の良いラム。
俺は大好き。
家呑みボトルの定番で、常にストックも1~2本。
なにしろイオンにも売ってるし。

タトゥアーティストのセイラージェリー氏の名を冠したラムで、
エチケットも、エチケットの裏側も氏の代表的なタトゥがプリントされてる。
俺はボトル空けるとエチケットを剥がしてコレクションしたりいろんなトコに貼ったり。
以前はタトゥのイラストがカラーで、エチケットも剥がし易かったけど
現行品はモノクロで、剥がし難くなった。
俺は剥離剤を使って剥がしてる。
40%


「マウントゲイ アンディーンオークカスク」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

バルバドス島のマウントゲイ蒸留所製。
マウントゲイは「世界最古の蒸留所」って触れ込みだけど、
ホンマかいな?

アンディーンオーク(アンデスオーク)のバーボン樽で熟成。
と言われても違いはわからん。
でもマウントゲイらしい素性の良い正統派ラムです。
48%


ちょっとドーピングして、、、、
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)



「グレナダ シックスセインツ」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

珍しいグレナダのラム。
かなり甘い。
スパイスドラムやキャプモル系の人工的な甘さではなく、
ごくナチュラルな甘さ。
好み。
42%
守護神は「獅子舞ゴジラ」。こんなの何処で買ってくるんや?
左のラバーダックはバーテンダーがキリっと眉毛を描いた。


「ベリーズ トラベラーズ 2005」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

ベリーズのトラベラーズ蒸留所からボトラーズの「ウィスキーファインド」が引っ張って来て、
広島の「ラム&シェリー瀬戸内」ってフェス用にボトリング。
64%だけど11年とは思えない熟成感で意外に円やか。
円熟のウィスキー風味且つラムの甘みで好感触。
美味しい。
けど、エチケットのイラストが謎。

寄り添うのは達磨ヘドラ。
獅子舞ゴジラとセットで買ったらしいが、バーテンダーはお正月で浮かれてたんだな。


「房総ラム 海」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

前々回か、お師さんがコレを吞み、俺はコレのシェリーカスクフィニッシュ版を吞んだ。
ので前回、コレを吞んでみようとしたら同じボトルシェイプでそっくりのエチケットの
「房総ラム 太陽」を吞んでた。
で、今回ようやく「海」を。

いやあ、前回の「太陽」はテリテリコッテリのハイエステリーで攻めあぐねたけど、
この子も負けずエステル香キツい。
太陽との違いは、薄~く色が付いてる。
少しだけカスクフィニッシュしたのかな?

62%だけどソレをどうにかフォローしようとか、女子供にも寄り添おうとか、
初心者に忖度しようとかSDGsとかLGBTqとか、
そーゆー「今時の姿勢」が全く感じられない漢のラム。
俺がメフィラス星人なら名刺差し出しながら
「房総ラム、私の苦手なラムです。」って言っちゃうね。


「サバンナ10年」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

「あ~、なんか、優しいのちょうだい。」って出してもらったサバンナ。
の、普通の10年。
外連味の無い、普通に出来の良いインダストリアル。
これこれ、こーゆーのが良いのよ。
43%


「ハンプデン グレートハウス」
第124話 平均月の3倍の酒量(角も無きゃ赤くも無いけど)

4時も回って客は俺だけになり、「では〆を。お任せで。」
ってお願いしたらバーテンダーが「ではコレでトドメを刺してあげましょう。」って
キッツいのを。
きゃ~!!

ハンプデンのハイエンドボトル。
ラ・メゾンドウィスキーとベリエが引っ張ってきたガチ系アグリコール。
このジガー(45ml)と闘うためにエンガディナーを新たに注文して
物量で長期徹底抗戦の構え。
やっつけました。
ふぅ、、、、
59%



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Posted by てツ at 20:28│Comments(0)今日のラム
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