真栄田屋MS

俺が呑み歩いてるエリアまで遠いのに付き合ってくれたおじいちゃん達に感謝（３人合わせると１７５歳くらい）。

「ギークスティル　アムリタ　１２ｔｈ　１－３－６８－８６－８８」
４０度。
山梨の新興蒸溜所、ギークスティルのジン。
変なナンバーはリコリスだの甘草だののボタニカルの番号。長いっすね。

シチリアのトリスケルみたいなエンブレムは意味不明。

ボタニカルの組み合わせで何十本ものラインナップがあるらしい。

が、え～っと、美味しいけど積極的なリピは無しで、、。
雨後の筍な新興ジャパニーズクラフトジンにありがちな「やる気空回り感」。
差別化や特徴化を試みても、一部ゲテモノボタニカル使用品を除き
「マトモな材料でマジメに造る」とそうそう傑出したモノは出て来ないのが道理でしょ。
（そしてゲテモノ材料で造ると当然ゲテモノが出来るし）


「桜尾　ホワイトハーブス（画像撮り忘れた）」
４７度。
桜尾のスペシャルバージョン。
際立ったボタニカルとしてはバニラが使われててほんのり甘く、
グローブでピリッとスパイシーでもあり、
ラベンダーでトイレの芳香剤っぽい香りも。

美味しいけど、「桜尾は結局オリジナルに限る」との持論を更に固めた１本。
まあ、映画でもジンでも一発当たれば二匹目のドジョウを目論むのは当然なんですが、
世の中そんなに甘くはないんですなあ。

桜尾の「オリジナル」はかなり出来の良いジャパニーズクラフトジンですよ。
でも、この桜尾に限らず「季節限定」とかで変化球を出すのは面白いし応援します。